スキー教室事故、教師見ていなかった

広島県北広島町のスキー場で、利用者同士の接触で1人が死亡した事故。
小学校のスキー授業中だった12歳の近藤江里菜さんと、30代のスノーボードの男性が衝突したのだが、児童を指導していた引率者2人が、事故の様子を見ていなかったことが明らかになった。どちらも児童たちを見渡せる位置にいなかったのだという。
この小学校のスキー授業では、滑走コース頂上と終点に1人ずつ立ち、指導することになっているそうだ。この日も当初は教師と指導していた保護者のが上下にそれぞれいたが、事故が起きたときは、どちらも頂上付近にいた。指導役の1人は「滑り降りると事故が起きていた」と話したという。
同小の校長である板倉寿恵美氏によれば、明確な指導規則は定めていなかったということで、町の教育委員会は専門家らによる事故検証委員会を設ける予定だ。
生徒が全体で何人いたのかなどわからないこともあるが、生存した男性も手足にまひが残るらしく、悔やまれる事故となった。