大阪で話題の10円自販機

自動販売機。クジがついていたり、機械が話したり、ここ数年は全面がモニターでタッチパネル式のものも増えた。普段特別意識はしないが、近くにあると便利だ。飲み物はおよそ100円から200円程度だろうか。
大阪福島区市中央卸売市場には、1本10円で飲み物が買える自販機があるという。飲み物の種類はこちらでは選べないので、「何が出るかはお楽しみ」なんだとか。この自動販売機を設置したのは飲食料品の卸売業者「大阪地卵」だ。釜坂社長が、賞味期限が近い飲料が大量に残っているのを見て、「安く販売すれば売れるのでは」と4年前から設置した。賞味期限が一週間以内のもの、商品をパッケージした段ボールが傷ついたなどして出荷できない不良在庫品を販売して、月に約3万本が売れるほど話題になっている。購入客同士が「その飲み物はどのボタンを押したの?」などと話すこともしばしばある。不良在庫が発生しないときは、通常の商品で対応しているため、利益はほとんどマイナスだが、釜坂社長は「何よりもお客さんに喜んでもらえるのが嬉しい。昔のように近所の人と気軽に会話をしない世知辛い世の中になっただ、自販機前で懐かしい光景が見られるようになった。ちょっとでも社会貢献しているように感じます」と話したそうだ。